トップ試験内容・日程試験日程師範・准師範試験の出願資格と試験科目>書道准師範試験問題


書道准師範試験課題例
  必修のA、DとB、C、E、Fの中から1課題の計3課題を提出すること。
A 必須 理論 書道史、書道に関する知識教養のレポート

      (用紙…B4サイズ四百字詰原稿用紙 各一枚以内計四枚)

1 王羲之の代表的作品三点を挙げ、それぞれの特徴を述べよ。
2 唐時代の代表的作品三点を挙げ、それぞれの筆者と特徴を述べよ。
3 平安時代の代表的かな作品三点を挙げ、それぞれの筆者と特徴を述べよ。
4 平安時代の代表的漢字作品三点を挙げ、それぞれの筆者と特徴を述べよ。
注意
 @ レポートは自筆、ペンまたは鉛筆を用いる。
 A 答案送付封筒も自筆のこと。(敬称 配置に注意 採点の対象となる)

 B レポートの文字は採点の対象となる。作品名・作家名の誤字に注意すること。

 C テキスト等の丸写しは減点。よく理解し、文法に誤りのないレポートにふさわしい文とする。

 D 何を「代表的な作品」として判断するかに注意すること。

   
B 実技 手紙  (用具…ペン 用紙…内容にふさわしい便箋、封筒)
次の主題により文案を自作して手紙を書きなさい。(便箋2枚程度 縦書き)
 (内 容) 書道准師範資格を取得するについての抱負と全書検への希望を述べる。
 (受信者) 〒673−0434 三木市別所町小林623―2
                 県立三木東高校内 全書検本部事務局
 (発信者) 受験者の〒番号住所氏名
 (日 付) 平成○年○月○日…(受験年の日付、要項を確認すること)
注意  便箋を封筒に入れず、便箋の上に封筒を重ね、ホッチキスでとめること。
主題を正しく捉えて文案を作る。
用件を落とさないように。
誤字やあて字を書かないように。
4 表書きを正しく書く。
5 正しい書式で書く。
6 宛名の敬称を正しく使う。
実技 毛筆 楷書細字  (用紙…半紙)
 次の漢詩を書きなさい。  注意 落款不要。 各行7字4行で書くこと。
   柳 花 深 巷 午 鶏 声
   桑 葉 尖 新 緑 未 成
   坐 睡 覚 来 無 一 事
   満 窓 晴 日 看 蚕 生
 必須 実技 毛筆 楷書大字  (用紙…半紙)
 次の語句を書きなさい。  注意 落款不要。半紙を縦に一行目三字、二行目二字の二行とする。

    独 在 高 亭 上

 
実技 行書大字  (用紙…画仙紙半切1/2 縦約68p×横約34pの漢字用画仙紙を縦に使用すること。)
 次の語句を書きなさい。  注意 落款不要。 草書を入れてもよい。

    学 以 精 神 通 広 大

 

実技 毛筆 かな和歌  (用紙…半紙 かな用半紙または半紙大料紙を縦に使用すること。 )
 次の和歌を書きなさい。注意 落款不要。 漢字・かな変換自由、適宜表現の必要に応じて変体
               がなを活用し行取りを工夫する。散らし書き可。
               「漢字かな交じり文」の作品ではなく古典的なかな作品とすること。
  天の原 ふりさけ見れば 春日なる三笠の山に いでし月かも

 読み 天(あま)原(はら)見(み)春日(かすが)三笠(みかさ)山(やま)月(つき)

このページのトップへ
試験内容・日程にもどる